しゃおしゃん便り
2023-10-21T19:02:06+09:00
xiaoxiangtea
自家焙煎茶・焙煎茶の通信販売、卸売、出張販売、出張茶会の店「焙茶工房しゃおしゃん」のお知らせや出来事など。今日のつぶやき:冬来たりなば春遠からじ。
Excite Blog
焙茶工房しゃおしゃんのご案内
http://xiaoxiang.exblog.jp/14984968/
2024-01-01T00:00:00+09:00
2023-10-21T18:59:40+09:00
2011-11-22T07:33:56+09:00
xiaoxiangtea
営業のご案内
日本や中国の無農薬・無化学肥料(又は無肥料)の、様々な製法のお茶を、主に自家焙煎で仕上げてお届けしています。
心身がここちよいお茶を目指しています。どうぞよろしくお願い致します。
☆☆日々のお知らせ☆☆
日々のお知らせなどは、「焙茶工房しゃおしゃん」のSNSをご覧ください。
Facebookページ→■
インスタグラム→■
Twitter→■
☆☆ゆったり茶会@善隣館☆☆
月替わりの内容で、盛岡市大沢川原の善隣館にて「ゆったり茶会」を開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。→■
☆☆通信販売☆☆
お茶の販売については、xiaoxiangtea@gmail.comか、SNSのメッセージからお問い合わせください。
お茶の在庫はその時々で変わりますが、最近のお茶リストをご参考になさってください。
最近のお茶リストはこちらをご覧ください。→■
(この記事は、一番上に表示されるよう、日付を未来の日付にしています、ご了承ください)
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販売中のお茶リスト 2023.10.21
http://xiaoxiang.exblog.jp/29726609/
2023-10-21T19:02:00+09:00
2023-10-21T19:02:06+09:00
2023-10-21T19:02:06+09:00
xiaoxiangtea
販売中のお茶紹介
Ⅰ 緑茶 無施肥無農薬栽培
《蒸し製緑茶》
1 岩手県気仙 やぶきた 手摘み緑茶 2023年 15g 1500円(箱入り)
《釜炒り緑茶》
1 奈良県山添村 やぶきた種 しゃおしゃん火入れ
(みとちゃ農園製) 20g 1000円
《天日干し釜炒り茶》
1 奈良県山添村 やぶきた種 天日干し釜炒り茶 しゃおしゃん火入れ 15g 1000円
(みとちゃ農園製)
Ⅱ 紅茶 無施肥無農薬栽培 しゃおしゃん前田による焙煎
《紅茶》
1 奈良県大和郡山市 やぶきた種 紅茶 しゃおしゃん火入れ 25g 900円
(健一自然農園製)
2 奈良県山添村 静7132種 天日干し釜炒り紅茶 しゃおしゃん火入れ 15g 1000円
(みとちゃ農園製)
Ⅲ 烏龍茶 無施肥無農薬栽培 しゃおしゃん前田による焙煎
1 奈良県山添村 みなみさやか 天日干し釜炒り烏龍茶 しゃおしゃん火入れ 15g 1000円
(みとちゃ農園製)
Ⅳ プーアル茶 無農薬栽培 台湾の宋老師による焙煎
1 千年古茶青餅 2003年春採 焙煎4回 20g4000円
※焙煎は前半2回を宋老師、後半2回をしゃおしゃん前田が行いました。
ご入用の際にはxiaoxiangtea@gmail.comまたは090-2999-2154にご連絡ください。
焙茶工房しゃおしゃん
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販売中のお茶リスト 2022.8.3
http://xiaoxiang.exblog.jp/29315903/
2022-08-30T22:42:00+09:00
2022-08-30T22:42:51+09:00
2022-08-30T22:42:51+09:00
xiaoxiangtea
販売中のお茶紹介
Ⅰ 緑茶 無施肥無農薬栽培
《蒸し製緑茶》
1 岩手県気仙 やぶきた+在来種 手摘み緑茶 2022年 新茶 15g 1500円(箱入り)
※しゃおしゃんが火入れをしていない荒茶ですが、今年は大変よい出来上がりです。
《蒸し製緑茶・高温焙煎》
1 奈良県大和郡山市 やぶきた種 2020年2021年 145℃×2 しゃおしゃん火入れ
(健一自然農園製)※ほうじ茶と煎茶の中間のようなお茶です。 20g 900円
《釜炒り緑茶》
1 奈良県山添村 やぶきた種 釜炒り緑茶 しゃおしゃん火入れ 20g 900円
(みとちゃ農園製)
Ⅱ 紅茶 無施肥無農薬栽培 しゃおしゃん前田による焙煎
《紅茶》
1 奈良県大和郡山市 やぶきた種 紅茶 しゃおしゃん火入れ 25g 900円
(健一自然農園製)
2 奈良県大和郡山市 やぶきた種 紅茶 しゃおしゃん火入れ(特別焙煎) 20g 1000円
Ⅲ プーアル茶 無農薬栽培 台湾の宋老師による焙煎
1 邦崴 (青餅)2004年採 焙煎5回 20g 2400円
2 普洱黑磚 2004年採 焙煎6回 20g2400円
3 千年古茶青餅 2002年春採 焙煎4回 20g4000円
4 千年古茶青餅 2003年春採 焙煎4回 20g4000円
※3,4については、焙煎は前半2回が宋老師、後半2回がしゃおしゃん前田が行いました。
ご入用の際にはxiaoxiangtea@gmail.comまたは090-2999-2154にご連絡ください。
焙茶工房しゃおしゃん
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ゆったり茶会@善隣館(旧:しゃおしゃんのお茶会@善隣館)のご案内
http://xiaoxiang.exblog.jp/28145788/
2021-12-31T00:00:00+09:00
2021-06-11T14:00:08+09:00
2020-06-27T11:21:50+09:00
xiaoxiangtea
営業のご案内
毎週木曜日の午前・午後・夜に、各会 6名様限定・完全予約制で、開催します。
2000年から21年続けてきた会ですが、このたび名前を「ゆったり茶会@善隣館」と改めて、一層ゆったりリラックスいただけるように開いていくことにしました。
しゃおしゃんが焙煎した、気仙緑茶や奈良・健一自然農園の自然栽培茶、台湾の焙煎師・宋さんが焙煎したプーアル茶のほか、ここでしか出会えない秘蔵のお茶などを、ゆったり楽しむひとときです。お菓子も、少しですが、美味しいお菓子をご用意します。時には、お茶会のために特別に作っていただくことも♪
お茶をゆったり楽しみ、リラックスしていただけるような会にしたいと思います。
どうぞこの機会にいかがですか?
1 日時 毎週木曜日 午前(10時半~12時)午後(13時半~15時)夜(18時半~20時)
2 参加料 2,000円/人
*ご家族で参加の場合、二人目から1,000円/人
*未就学のお子様は無料。小1~高3は750円/人
*お茶会でお茶を購入される場合、総額から500円割引いたします。
3 予約方法
しゃおしゃんまで、お電話またはメールにてお申込みください。各会終了後に翌月の予約受付開始します。
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お茶を聴く会ー2021年気仙緑茶を聴くー
http://xiaoxiang.exblog.jp/28738137/
2021-07-25T09:08:00+09:00
2021-07-25T09:08:32+09:00
2021-07-25T09:08:32+09:00
xiaoxiangtea
出前茶会・講座
一種類のお茶をじっくりと飲みます。主客が一切言葉を発しない静寂の茶席を中心にし、その前後の時間で構成します。お菓子はありません。
今回は、しゃおしゃんがたくさんの方に手伝っていただきながら摘んで作った「気仙緑茶」の今年の新茶を味わいます。味や香りの豊かさ、飲み終えた後の心や身体の変化には、きっと喜びがあると思います。
夏のひととき、静かな時間をご一緒にいかがでしょうか。
どうぞお越しください。お待ちしております。
〇日時
8月22日(日)
第1席 10時半から11時半
第2席 13時半から14時半
第3席 15時半から16時半
〇場所
盛岡市肴町「十三日」2階 BUNBO
〇参加費
4,000円
(2021年気仙茶1箱(1,500円)付)
〇定員
各回6名
〇お申込み・お問合せ
焙茶工房しゃおしゃん 前田千香子
Facebookのメッセンジャー、メール(xiaoxiangtea*gmail.com、*を@に代えて)またはお電話(090-2999-2154)でご連絡くださいませ。
〇駐車場について
会場の十三日には専用駐車場がありません。お車でお越しの際は、肴町商店街直営駐車場をご利用ください。
http://www.sakanacho.com/parking
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「うちでお茶を聴く」ためのミニマム茶器セット販売します
http://xiaoxiang.exblog.jp/28177543/
2020-07-25T19:00:00+09:00
2020-07-25T19:00:26+09:00
2020-07-25T19:00:26+09:00
xiaoxiangtea
未分類
家(うち)で、そしてからだとこころの内(うち)で「お茶を聴く」。
そんな時間を始めるための器とお茶のセットを揃えてみました。ご希望の方にお分けしますので、どうぞご利用ください。
《セット内容》
1 ガラス茶壷 150cc 1個
2 ガラスピッチャー(茶海) 180cc 1個
3 聞香杯・茶杯セット 1組
4 裂き織コースター(みちのくあかね会) 1枚
5 黒プーアル茶 20g入り 1袋
※「うちでお茶を聴く」しおりを同封します。
※写真で茶壷と茶海を載せているステンレスの丸皿は含まれていません。ご希望の方は別料金でご用意しますので、ご相談ください。
《セット価格》(1~5一式)
4,500円(税込・送料別途)
《うちでお茶を聴く とは》
「お茶を 聴く」
耳慣れない言葉かもしれません
静寂の中に 鳥の声を聴くように
耳を澄まし 心を澄まして
お茶の余韻を「聴く」ように受け取る飲み方を
そう名付けてみました
「うちで お茶を 聴く」とは
家(うち) で そして
身体の内(うち)で 心の内(うち)で
お茶を丁寧に感じることです
そのプロセスそのものが
からだとこころを緩め
リラックスを誘うものだと感じています
どうぞ ひととき ゆっくりと
「うちでお茶を聴いて」みてください
《今回のセットを作ったのは・・・》
このところ、一緒にお茶を楽しむ「お茶会」に、いろいろな事情で、参加したくてもできない、という方がいらっしゃるのを感じています。そのようなお客様にも、じっくりとお茶を召し上がっていただくにはどうしたらよいかと、ずっと考えていました。
その中で、もう20年も前になりますが、オフィス勤めをしていた頃、疲れて家に帰り、深夜に一人お茶を淹れて、香りを聞きお茶を飲むというひと時に、とても支えられていたことを思い出しました。聞香杯の香りを深く吸い込むことや、小さな茶杯のお茶をゆっくりと飲みながら余韻を感じること、が実は、身体を緩め、それによって心も緩み、自分に還るワークのようなものだったのだと、改めて今、思い至りました。
特に今しゃおしゃんがご紹介しているお茶は、自然栽培や有機栽培の茶葉を丁寧に焙煎したもので、香りや味を楽しむだけでなく、「身体で飲む」ことを意識して作っているものです。飲んだ方のご感想を伺うと、お腹が温まったり肩や背中が緩む感覚を得たりすることが多いと感じています。
茶壷をはじめお茶の器は、素材や作りによって、お茶の味を変えるものであり、よりよいものがあるとは思いますが、まずは、お茶をゆっくり飲むためのミニマムな茶器をそろえたら、ご自分自身を癒すお茶を淹れることを始められるのではないか・・・。そう思い、ご紹介することにしました。どうぞご利用ください。
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「しゃおしゃん」の特長 -清らかで落ち着いたお茶を作り出す「身体」「焙煎機」「焙煎法」ー
http://xiaoxiang.exblog.jp/28071726/
2020-06-26T00:00:00+09:00
2020-06-27T11:24:44+09:00
2020-05-10T13:23:08+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのお茶とは
改めて整理してお伝えしたいと思いました。
しゃおしゃんがご紹介しているお茶は、それぞれ、風土による味わいの違いや、産地の歴史やそこに住む人々のお茶文化や生活の様子、作り手の思い・・・など、語るべき大切な物語を持っていますが、それは別の機会にお伝えすることとして、ここでは「お茶としての核の部分」を、言葉にしてみたいと思います。
しゃおしゃんのお茶づくりを一言で表すと、「清らかなお茶を探しだし、それを落ち着いた状態に整える」ことです。
敢えて言えば、香りと味、色味やそのバリエーションなど、は二の次です。
作りたい・お届けしたいのは、まず「清らか」で「落ち着いた」お茶です。
その二つの特性をもつお茶を、どうやって作ろうとしているのか。
一つずつ説明したいと思います。
1 清らかなお茶
~それを判別できる「身体感覚」と、それを可能にする「焙煎機」があること~
しゃおしゃん前田は、
清らかなお茶を飲み続けてきた身体の感覚 と
数キロ単位での焙煎作業の排気から、
お茶の木が環境から含んでしまった、農薬などの微量の汚染、「身体が喜ばない物質=身体をこわばらせたり滞らせる物質」を感じ取り、
その有無を判別することができます。
判別することができるので、
「身体が喜ばない物質」を、できるだけお茶から取り除くような焙煎をすることができますし、
そもそも、そのような物質を含まない、清浄なお茶を選別することができます。
2 落ち着いたお茶
~それを作り出す「焙煎機」「焙煎法」「身体感覚」があること~
そのように注意深く選んだ清らかなお茶を、
飲むとお腹にすうっと落ちて、身体に負担なく飲み続けることができる状態に、台湾で学んだ焙煎法による焙煎技術によって
整えることができます。
では、なぜそのようなお茶づくりをするか。
それは、
そうして出来上がったお茶から作られた茶湯は、
スムーズに、身体に浸透し、飲む人の心身をゆるめ、掬い上げると思うからです。
そして、そのような身体の状態になった先には、様々なメッセージを伝える・受け取ることが可能になる、
と思っているから、です。
茶道では、茶席をしつらえ、お茶を淹れて飲む一連の行為の中に、禅の精神を見いだし、心身の解放に至るものなのだろうと思います。
一方、私が作りご提供しようとするお茶は、仕上げられた茶葉そのものが、心身を解放するもの。
口にすれば一瞬でその境地を感じられるような条件を整えたお茶、です。
お茶という植物からなる茶湯という液体から、そのような「ギフト」を受け取ること、が、お茶を作って飲む(根本の・究極の)喜びだと、私は思います。
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しゃおしゃんの特長4 こうして出来上がったお茶は、何ができるのか
http://xiaoxiang.exblog.jp/28071735/
2020-05-10T13:30:00+09:00
2020-06-14T14:01:26+09:00
2020-05-10T13:30:06+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのお茶とは
(私自身の感想です。製作者・販売者の感想は、客観性に乏しいと思われるかもしれませんが、どんな方面のことを感じているのかの例を挙げる意味で、書いてみました。)
《身体がゆるむ、通りがよくなる、温まる》
唾液が出る、肩が下がる、頭の張りがとれる、耳・鼻が通る、視界が明るくなる、背中がゆるむ、お腹が温まる、内からお腹が広がる感じ、
手のひらや手の指先、足の裏や足の指先が、ピリピリとした感覚があったり、温まる。また、上半身のほてりが消えてお腹が温まり収まる など
《心が腹に収まるような、静かな落ち着きを感じる》
ただ飲むだけでも感じられるかもしれませんが、身体の変化に集中していると、頭が休まり、一層静かな落ち着きが感じられます。
夜遅くなっても、頭が回り続けているような興奮状態にある場合、お茶を飲むとすっと落ち着き、眠くなります。
《お茶の木や、それを育む環境への、感謝の気持ちが湧き、世界との一体感を感じる》
お茶の葉のエキスと身体が出会い、もたらされるこれらの変化を体験することで、お茶の木やそれを育む環境、更に大きく言えば
私たちを取り巻く生きとし生ける命の世界との一体感、感謝、幸福感を感じられます。
《その状態となると、お茶から、そして世界から、メッセージを感じる》
命の世界との一体感や感謝や幸福感を感じる状態になると、ふと、言葉やメッセージを感じることがあります。
それは、その後ずっと、心を支えるものになるかもしれません。
《さらに、このような条件を備えたお茶は、焙煎者の心持ちや、淹れる人の心持ちも、伝えやすい。心の乗り物となる》
私たちは、焙煎者の心の落ち着きが、飲む人に伝わると感じています。
また、淹れる人の心が茶湯に乗って飲む人に届くと感じています。
それがよりスムーズに伝わり届くために、茶葉そのものの清らかさと落ち着きが、必要だと思います。
お茶を含めて、あらゆる植物、あらゆる命を飲食し、身体が出会う時、本来は、ここに述べたようなことが感じられると思います。
しかし、その物に、前段で述べたような「身体をこわばらせる物質」が含まれている場合、そのこわばりや痛みが障害となって、
命のギフトとでも言うべきこれらのことを、感じ取り受け取ることができなくなってしまうと私は感じています。
私の仕事は、お茶の葉の命のギフトを、受け取りやすい形に整えて、飲む人に手渡すこと、なのだと思います。
いろいろな植物の中で、「茶(カメリアシネンシス)」という植物、樹木の葉は、味のバランスに優れて美味しく、製法や淹れ方による変化に富み、健康な身体も衰弱した身体にもよい薬効も備えている、大変魅力的な植物です。だからこそ、古来から喫茶が始まり、今や洋の東西を問わず楽しまれる飲み物になってきたのだと思います。
そのような魅力的な植物「茶」の命のギフトを、どうぞ感じ取っていただきたいと思います。
そして、そのギフトを受け取り、それぞれによい日々を送っていただけたら、とても嬉しいです。
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しゃおしゃんの特長3 お茶の性質を落ち着かせる焙煎法
http://xiaoxiang.exblog.jp/28071734/
2020-05-10T13:29:00+09:00
2020-06-10T08:21:20+09:00
2020-05-10T13:29:01+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのお茶とは
焙煎者の皆さんは、どんなことをねらって焙煎なさっているのでしょうか。
私が台湾で焙煎師の宋さんに出会い、学んだ焙煎は、「味」や「香り」を作り上げることが目的ではありません。
身体に負担なく飲み続けることができる状態に、整えるのが目的です。
味や香りは、求める状態に整えた結果として、存在すると言えるもので、初めから狙っているものではないです。
(お茶の発酵度や味わいの厚みなどによって、適した温度帯を考慮してはいますが)
その意味で、私のお茶づくりでは、味や香りは二の次、と言えます。
(とはいえ、味や香りを「おいしい」とお客様に選んでいただくことも多く、私のお茶づくりと「おいしさ」が符号する場合も多いことを、喜んでいます)
身体に負担のない状態。
私はそれを、水分がスムーズに排出され、お茶が落ち着いた状態、と捉えています。
焙煎前のお茶は、すっとお腹に落ちて収まらず、上半身、特に頭部に響くことが多いように感じます。
また、私が原料として注意深く選んだ清らかなお茶は、力強さ(気が強い、と言ったりします)もあって、
焙煎前の状態では、多くは、飲むと頭がグワングワンと響いてきます。
それを私たちは「旺」と表現します。
少し胃が張るような感じ(脹)がするときもあります。
頭がグワングワン、というのは、茶葉を手で触るだけでも感じられます。
これを、時間をかけて丁寧に温度を変化させ水分を排出していくこと、
そして、落ち着いた状態(これを私たちは「沈」と表現します)を身体感覚で判別しながら焙煎を進めていくことで、
(それが、私たちの焙煎技術の核となるところです)
仕上がったお茶は、すっと降りて丹田を温め、手足の先まで温め、巡るようになるのです。
焙煎前の、頭にとどまりグワングワン響くお茶とは、まったく違う飲み心地になります。
同じお茶の焙煎前後を比べると、焙煎前のお茶は、清らかではあるものの、たくさんは飲めない。
一方、焙煎後のお茶は、すっと下がり、何煎飲んでも負担にならず、心身を落ち着かせるような飲み心地になります。
この焙煎法で、日本のお茶を焙煎しているのは、知る限りでは、私だけです。
また、宋さんから学んだこの焙煎法(類似の方法を含めて)を使っている人は、台湾や中国でも大変少数と聞いています。
台湾で宋さんから学んだ「焙煎法」が、しゃおしゃんのお茶づくりの第三の資本です。
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しゃおしゃんの特長2 焙煎機を通して初めてわかりやすく表れてくる微量物質を感じとり、それを無くそうとすること。
http://xiaoxiang.exblog.jp/28071733/
2020-05-10T13:27:00+09:00
2020-06-08T15:32:22+09:00
2020-05-10T13:27:39+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのお茶とは
しかし、茶葉に湯を注いで数時間から一日、置いておくと、身体をこわばらせる物質が出てくることがよくあります。
有機栽培・自然栽培に転換する前に土壌に投入されたもの等ではないかと推察しています。
それらの違和感は、数キロ単位で焙煎機で焙煎することにより、はっきりと表れてきます。
私が試飲で使う茶葉は2、3グラム。一般的にお茶一杯を淹れる時も7グラム程度。
その量ではわかりにくいことが、数キロ単位の茶葉の排気で、わかりやすくなるのです。
私の学んだ焙煎法では、60度から少しずつ温度を上げていきますが、
80度、90度ともなると、飲んだ時にうっすら感じていた違和感が、肩をずっしりと重くこわばらせたり、後頭部を滞らせたり、頭を痛くさせる排気として出てきて、感じられます。
その感覚は、本当にいやな辛いものです。
私は焙煎で排気することを通して、できるだけその、身体を不調にする物質を茶葉から取り除こうとします。
焙煎前に比べれば、ある程度は、取り除けます。しかし、どうしても芯のところに残るというか、何度焙煎しても、取り除けない違和感は残ることが多いです。
だから、そのような違和感がないお茶を焙煎したい、と思うのは、焙煎者として、とても自然なことで、切実なことです。(この話は、よく台湾の焙煎師の宋さんと語り合います)
こうして、しゃおしゃんのお茶の原料とするお茶は、清らかであることを第一として選ぶことになります。
味や香り、の前に、まず清らかさ、です。
このような経験を通して、私の感覚は、お茶を飲めばある程度、茶葉の違和感を感じ取りますし、焙煎すれば、私の身体ははっきりとそれがわかります。
同じ自然栽培のお茶とされているものでも、転換後の年数が短い・長い、などの違いを、事前の情報がなくても判別できることが度々あります。(元々の土壌や環境の要因がありますから、年数を当てるというようなことではありませんが、自然栽培のお茶や作物の中にも違和感を感じる時があり、お尋ねしてみると、転換してからの年数が短かった、というケースが何度かありました。転換後の年数が長くなると、違和感が消えていく場合があるので、このような自然栽培歴が短いものを大切にして、そのような栽培を長く続けていただけるようにできれば、と考えています。)
なお、この焙煎法で、日本のお茶を焙煎している人は、知る限りでは、私の外にはいらっしゃらないと思います。
「焙煎機」が、しゃおしゃんのお茶づくりの第二の資本です。
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しゃおしゃんの特長1 清らかなお茶を飲み続けて出来た身体の感覚
http://xiaoxiang.exblog.jp/28071729/
2020-05-10T13:25:00+09:00
2020-06-06T08:39:57+09:00
2020-05-10T13:25:53+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのお茶とは
清らかなお茶を適切に焙煎すると、身体がほぐれたり、通る感覚があり、逆に、原料のお茶や焙煎法によっては、身体をこわばらせ滞らせることを、体感しました。
香りや味ではない側面がお茶にあること、その尺度を、初めて知り、衝撃を受けました。
その後、約1年間、宋さんの工房に同居しながら焙煎を学びましたが、その時最も多く焙煎していたのが(とても幸運なことに)雲南省の景邁という、農薬も肥料も一度も使ったことのないという土地の、古茶樹のお茶でした。
焙煎を繰り返しながら、そのようなお茶は、焙煎時にも終始大変清らかで心地よい排気が出ることが、身体に染み付きました。
焙煎で排気を感じ取り、更に出来上がったお茶を飲む。
その繰り返しで、土地、茶樹、茶、焙煎の排気、茶湯の飲み心地(身体感覚)を連結させていきました。
景邁のお茶が、飛びぬけて清らかであることは、自分自身で福建や広東の茶畑を回り、お茶を買い付けて、台湾に戻って焙煎した時に、はっきりとわかりました。
深山のお茶であっても、山の上の方で農薬が使われていたりすると、排気で肩がこわばり、頭が痛くなる。
清らかでない・・・。焙煎の排気を全身で感じていると、理屈ではなく、判別することができました。
日本に戻り、お茶屋を開業してからも、土地、茶樹、茶、焙煎の排気、茶湯の飲み心地(身体感覚)を、連結させていきました。
岩手の気仙地方の休眠茶園でお茶を摘み始めたのも、一番大きな動機は、その連結体験を積み重ねることでした。(その後、この地域で自家用茶を作ってきた文化の厚みを知り、人々の思いを知り、美味しさとは何かを深く考えることになったのは、本当に大切な学びとなりました。また、毎年お茶摘みにたくさんのお客様に集まっていただき手伝っていただきながら、おいしいお茶を作ることも、とても大きな体験となっています。それら、気仙のお茶づくりで得てきた様々な学びについては、また別の機会にお話しします)
そもそも雲南の古茶樹の茶園には行っていませんでしたし、何年も継続的にお茶の木と関わりながら、感覚知を獲得したいと思いました。
周囲の土地利用や植生を知ったところで、その場に立った感覚、土に触った感覚、幹を掴んだ感覚、新芽を触った感覚、新芽を口に入れて食べた感覚、それを摘んでから立ち上る気の感覚、製茶の各段階、出来上がったお茶を飲む、焙煎する、焙煎後の製品を飲む・・・。各段階での身体感覚を積み重ねていきました。
それを2005年から15年続けています。
その一連の体感から、このような土地や茶葉が、この身体感覚をもたらす、ということが、わかってきました。
現在しゃおしゃんがご紹介している気仙のお茶は、いずれも、とても清らかなお茶です。
深山ではなく人里にあるお茶、更には家屋に隣接しているお茶でも、土壌に農薬など人体が受け入れがたい物質を投入していない茶畑のお茶は、とても清らかで力強いということは、大変示唆に富み、意義深いことだと思います。
もっとも、今まで訪れた岩手の茶畑では、必ずしも清らかな土だけではありませんでした。
里山の麓でも、除草剤を撒いている通路の下の茶の木の葉は、何度焙煎してもなくならない、肩をこわばらせるものを含んでいますし、観賞用の花を植えていた畑に接しているお茶の木の新芽をかじると、後頭部が重苦しくなりました。(花畑に何を投入していたのかは伺っていませんが、その土を手に取って匂いを吸い込んでも同じように重苦しくなりました)
除草剤の使われた法面の麓に植えられた茶の葉を、少しかじっただけで、とても身体の具合が悪くなったこともありましたし、ある畑で新芽を食べて、どうしても身体がこわばるなと思って持ち主に伺うと、そこが生活排水の流れ込んでいる場所だった、ということもありました。
そうかと思えば、家屋の下に広がる茶畑でも、お茶の木は全く清らかである場合もあります。
一見した自然環境と、実際の土の清らかさは、注意深く身体の感覚を聴きながら判別する必要があります。
また、かつては農薬・化学肥料を使った慣行栽培をしていた茶畑も、自然栽培に切り替えたり、休眠したりした期間が長ければ、清らかなお茶に戻ることがあります。その変化も注意深く見ていく必要があります。
しゃおしゃんが販売するお茶はもちろん、ごくまれに他のお茶を飲む時にも、清らかなものを自ずから選ぶようになりました。
清らかなお茶を飲み続けて18年の身体感覚、が、しゃおしゃんのお茶づくりの第一の資本です。
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Cha@i 紅茶×しょうが の しょうが粉は、陸前高田”三陸ジンジャー”菊地康智さんの生姜です。
http://xiaoxiang.exblog.jp/27887352/
2019-12-04T11:12:00+09:00
2019-12-04T13:01:11+09:00
2019-12-04T11:12:59+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i
Cha@iの 紅茶×しょうが の、生姜「三陸ジンジャー」を栽培しているのは、陸前高田の菊地康智さんです。6月、生姜が植えられたばかりの畑に、お邪魔したことがあります。
菊地さんは、しゃおしゃんの気仙の緑茶のお茶摘みを手伝ってくださって、翌日の製茶の後に、お訪ねしたのでした。
海の見える気持ちよい高台の畑は、植えられたばかりの生姜が埋まっていました。その周りには、もみがらがフカフカと敷き詰められています。
無農薬、無化学肥料で育てられる菊地さんの生姜。秋に収穫される生の新生姜は、また格別に美味しいのですが、今回紅茶とブレンドした乾燥した粉末の「しょうが粉」も、香りが強く、それでいてまろやかであり、体になじむ感じもあり、とにかく体がよく温まります。
「体によいものを作りたかった」と菊地さん。千葉県に生まれ、その後も千葉にお住まいだったのですが、震災後の2014年に、お母様の出身の陸前高田に移住されました。東北にこそ、身体を温める生姜が必要、と考えて、生姜栽培を始めたそうです。
畑で、生姜の芽が、例え虫に喰われても、次に控えた芽が出てくるという話を伺ったり、世界の生姜の話、日本の生姜と人の歴史を伺ったりしているのが本当に楽しい時間でした。
地元陸前高田などで、生姜のお料理を楽しむ「ジンジャーナイト」を開くなど、生姜のよさや美味しさを広く紹介している菊地さんの伝える言葉は「食べたものがあなたになる。清く、正しく、美しく。」。同感です!私は、食べたもの、飲んだもので作られ、生きることができています。また、私に食べられた命を、私は自分の命の中に生かしていかなければなりません。菊地さんの三陸ジンジャーを飲みながら、そのことを改めて思います。
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しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i[チァイ]の紅茶×りんごのこと
http://xiaoxiang.exblog.jp/27887286/
2019-12-04T09:55:00+09:00
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xiaoxiangtea
しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i
しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i[チァイ]の紅茶×りんご盛岡市太田猪去で40年くらい低農薬・無化学肥料で育ててきた山口農園さんのりんごの木のりんご。一個ずつ芯を取った後、盛岡アビリティーセンターさんにてスライスし低温乾燥します。きれいに乾燥したりんごを少し細かく砕き、一回分ずつ、たっぷり袋詰めします。紅茶は、奈良の健一自然農園さんで自然栽培されているお茶の木の葉から作られたものです。力強く美味しいお茶に、更にひと手間、しゃおしゃんが焙煎し、きめ細やかで落ち着いて、お腹に収まるようなお茶に仕上げています。一回分ずつ袋詰めしますが、紅茶の量は、りんごの風味を生かしながら味わいをまとめられる程度に、控えめにしています。
りんごも紅茶も力強く雑味がほとんどないので、何煎もスッキリした味わいを楽しんでいただけると思います。この組み合わせでこそ、の味わいです。一般に、アップルティーの多くは香料が使われています。Cha@i紅茶×りんごの、香料を使わない、乾燥りんご本来の香りと甘みを、是非お召し上がりください。そして、このお茶からは、ただ味や香りだけでないものーー緩み、ほぐれ、温まりなど、りんごと紅茶に体が出会いもたらされるものーーも、感じ取っていただけると思います。
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しゃおしゃんのブレンド茶Cha@iを発売します!
http://xiaoxiang.exblog.jp/27884834/
2019-12-02T10:02:00+09:00
2019-12-02T10:03:45+09:00
2019-12-02T10:02:11+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i
はじめまして、Cha@i[チァイ]です。
Cha@i[チァイ]は、
岩手県内で大切に育てられた
上質な植物素材と
しゃおしゃんが厳選、焙煎した
お茶を合わせた
ブレンド茶のシリーズです
「Iwate」の「Cha」を、どうぞ。
《誰でも、どんな時でも楽しめるお茶》
お茶は、お子さんから高齢の方まで、
生活のいろいろな場面で
どなたでも楽しめるものです。
また、体調が優れず何も食べられない時も
お茶なら飲めることがあるーー
家族が病の床についたとき、
そう気づきました。
県内で出会った生産者の皆さんが作る
果物、野菜、ハーブなどを素材にした、
香りや味わいにワクワクするお茶。
ホッとひと息つける、
身体への負担が少ないお茶。
ひとくち口に含んだ瞬間に、
素材の持つ力強さを
身体中で感じられるお茶。
誰でも、どんな時でも
共に楽しめるお茶を
Cha@i[チァイ]はお届けしたいと
思っています。
《自然の力があふれる 岩手生まれのおいしい素材たち》
Cha@i[チァイ]シリーズに
欠かせない植物素材は、無農薬や低農薬、
無肥料、無化学肥料など、
手のかかる方法で大切に
育てられてきたものばかり。
また、ていねいな乾燥加工をされたため、
自然の力がそのまま凝縮されています。
《植物素材の力を届ける しゃおしゃんの焙煎茶》
Cha@i[チァイ]のベースは、
自然栽培のお茶を
台湾で学んだ焙煎法により、
渋味が少なく甘みを凝縮するように
仕上げたものです。
植物素材とお茶を合わせることで、
素材の味わいがよりきめ細やかになります。
身体のすみずみまで力強さが届けば
うれしいです。
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盛岡経済新聞さんにご紹介いただきました!
http://xiaoxiang.exblog.jp/27884906/
2019-12-01T11:09:00+09:00
2019-12-02T11:10:46+09:00
2019-12-02T11:10:46+09:00
xiaoxiangtea
しゃおしゃんのブレンド茶Cha@i
https://morioka.keizai.biz/headline/2962/?fbclid=IwAR18mNbPKhns3JLt2ERQ58YufYk6hMxv5pbxIFDOJGa4OXN1_uxsT7fwX8A]]>
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