2008年 01月 19日
○○さる |
盛岡弁の中で、私がとっても親しみ深く感じている言葉があります。
それは「○○さる」という、助動詞?です。
「書かさる」「食べらさる」「行かさる」「言わさる」・・・という風に、動詞の後につけます。
意味は、「書かさる」なら、
①書くことができる
例文: 「このペン、書かさらなくなった」(このペン、書けなくなった))
の他、
②知らず知らず、書いてしまう
例文: 「ブログ書いてれば、つい、いらねことまで書かさるおんや~」
(ブログを書いていると、つい、いらないことまで書いてしまうもんな~)
という感じです。
「この煎餅、美味しくて、なんぼでも食べらさる~」
なんていうと、
(この煎餅、美味しくて、いくらでも食べることができる)という意味と、
(この煎餅、美味しくて、いくらでもつい食べてしまう~)という、どちらの意味も持っていて、
(私、こんなに食べるつもりじゃなかったんだけどね、でも、この煎餅が美味しいのがいけないのよん)
というような、軽い責任逃れのニュアンスもある?、他の言葉では言い表せないような微妙な表現です。
美味しいものを目の前にすると、ついこのフレーズが「言わさり」ます。
で、最近の私。なぜだか、毎日のように、お客様のお話に心動かされたり、心に響く作品を拝見したりして、どうにも「泣かさって」困ります。年寄った(としょった)からでしょうか。
それは「○○さる」という、助動詞?です。
「書かさる」「食べらさる」「行かさる」「言わさる」・・・という風に、動詞の後につけます。
意味は、「書かさる」なら、
①書くことができる
例文: 「このペン、書かさらなくなった」(このペン、書けなくなった))
の他、
②知らず知らず、書いてしまう
例文: 「ブログ書いてれば、つい、いらねことまで書かさるおんや~」
(ブログを書いていると、つい、いらないことまで書いてしまうもんな~)
という感じです。
「この煎餅、美味しくて、なんぼでも食べらさる~」
なんていうと、
(この煎餅、美味しくて、いくらでも食べることができる)という意味と、
(この煎餅、美味しくて、いくらでもつい食べてしまう~)という、どちらの意味も持っていて、
(私、こんなに食べるつもりじゃなかったんだけどね、でも、この煎餅が美味しいのがいけないのよん)
というような、軽い責任逃れのニュアンスもある?、他の言葉では言い表せないような微妙な表現です。
美味しいものを目の前にすると、ついこのフレーズが「言わさり」ます。
で、最近の私。なぜだか、毎日のように、お客様のお話に心動かされたり、心に響く作品を拝見したりして、どうにも「泣かさって」困ります。年寄った(としょった)からでしょうか。
by xiaoxiangtea
| 2008-01-19 16:37