2008年 04月 04日
気仙の春 |
お客様からいただいた枝から、こぶしや紅梅、日向ミズキなどが懸命に花を咲かせています。
いつもこの時期には、季節の変化に気持ちが追い越されていくように感じますが、懸命に咲く花の美しさに励まされ、私も少しずつ、外へ、活動へと向かい始めました。
4月1日2日には、気仙茶の里、陸前高田と大船渡へ、今年のお茶づくりのご挨拶や打ち合わせを兼ねて、畑の様子を見に行ってきました。
この冬の寒さは、茶樹にも厳しかったようで、あちこちに赤枯れが出ています。また、茶葉がもがれたりちぎられているものも多く発見しました。なんだろう、と考えたのですが、どうやらカモシカではないか、との結論に達しました。寒い冬に、食べ物を探しかねたのでしょうか。
それでも、小さな芽を少しずつ出している木、去年剪定した後、とても勢いを増した木、新しく摘ませていただけそうな木などを見て、今年もやるぞ、という気持ちを新たにしてきました。
他の植物の動きからみると、今のところ、去年並みか(例年よりかなり早い)、去年より少し遅いくらい(例年より少し早い)の茶摘み時期になりそうな感じです。でもこればかりは、今後の気温の推移にも寄りますので、直前まで変化すると思います。
さて、今年の茶摘みでも、茶摘み体験隊ボランティアを受け付けたいと思っております。
参加料は無料です。そのかわり、茶摘み作業代もお支払いしません。純粋に、気仙茶を摘みたい、摘んでみたい!という方のみご参加ください。
昼食などは各自ご用意ください。(弁当ご希望の場合は、実費をいただき手配いたします)
お茶摘みをしながら、あるいは、お茶づくりの合間合間などに、ご希望ならしゃおしゃんがお茶のお話をいたします~。
今年は、御礼として、出来上がった「気仙茶ものがたり」を1セットだけ差し上げることとしたいと思います。(そのほか、茶摘みの休憩時間には、気仙茶とお菓子をお振る舞いします)
日中は茶摘みに没頭し、夜は民宿などで気仙の海の幸に舌鼓を打つ、など、いかがでしょう。
宿泊の方は、天気によっては、いらした日には茶摘みができず空振りに終わることも考えられますが、それもしょうがない、というお気持ちでお越し下さい。
(ご希望の方は、民宿をご紹介しますのでおっしゃってください)
また、移動手段は基本的に各自でご用意ください。
どうしても、移動手段のない方は、出来る範囲で調整しますので、お申し出ください。
茶摘み時期は、今のところ、6月5日(木)6日(金)7日(土)8日(日)9日(月)10日(火)あたりを予定しています。今後の天候、茶樹の状況により、変更可能性あり。直前でないと、最終的にはわからないのですが、希望者の方は、参加できる日をエントリーしていただきます。
例 6月7日(土)8日(日)のみ参加 など
こんな内容ですが、参加ご希望の方は後日申込みを受け付けますので、心の準備をしておいてください。
では今日のところはこのへんで。
気仙の夕焼けの美しさに元気をもらって、さあ今年もお茶づくりを始めます。
by xiaoxiangtea
| 2008-04-04 14:17
| 気仙茶ものがたり