2005年 08月 31日
有り難いこと |
今日は気仙で作ったSさんの茶畑の烏龍茶を焙煎しています。
いつもは迷う温度設定も、今日は誰かの声が聞こえるように、迷わずに進められました。
このお茶が今ここに存在する。
それは、少し前まで全く接点のなかったSさんと私が出会ったことから始まりました。秋にしゃおしゃんを訪ねてきてくださったSさん。気仙でお茶作りをしたいと思っていた私。
そこに、烏龍茶に作るため日本に来てくれた台湾の宋。製茶工場を使わせてくれた農協さん。
そんな、点と点として存在した私たちが出会って、お茶づくりができたのだなあと改めて思い起こします。
そして、もう一つの軸は、Sさんの茶畑と共に流れてきた時間。Sさんのご両親、あるいは、この土地に住み続けてきた何代にも渡る方々の過ごしてきた時間までもが、このお茶を貫く軸として確かに存在するように思います。
今を生きる私たちが出会った空間上の交差点に、更に時間の軸が交差しているイメージが広がり、このお茶が存在することの有り難さを深く心に感じた焙煎でした。
今日の焙煎は、守られているような気持ちでした。きっと、お茶がお好きだったSさんのお父様だったかもしれません。
(午後6時すぎのしゃおしゃん前。夕日がきれいでした。)
いつもは迷う温度設定も、今日は誰かの声が聞こえるように、迷わずに進められました。
このお茶が今ここに存在する。
それは、少し前まで全く接点のなかったSさんと私が出会ったことから始まりました。秋にしゃおしゃんを訪ねてきてくださったSさん。気仙でお茶作りをしたいと思っていた私。
そこに、烏龍茶に作るため日本に来てくれた台湾の宋。製茶工場を使わせてくれた農協さん。
そんな、点と点として存在した私たちが出会って、お茶づくりができたのだなあと改めて思い起こします。
そして、もう一つの軸は、Sさんの茶畑と共に流れてきた時間。Sさんのご両親、あるいは、この土地に住み続けてきた何代にも渡る方々の過ごしてきた時間までもが、このお茶を貫く軸として確かに存在するように思います。
今を生きる私たちが出会った空間上の交差点に、更に時間の軸が交差しているイメージが広がり、このお茶が存在することの有り難さを深く心に感じた焙煎でした。
今日の焙煎は、守られているような気持ちでした。きっと、お茶がお好きだったSさんのお父様だったかもしれません。
(午後6時すぎのしゃおしゃん前。夕日がきれいでした。)
by xiaoxiangtea
| 2005-08-31 17:33
| 日々雑感