自家焙煎茶・焙煎茶の通信販売、卸売、出張販売、出張茶会の店「焙茶工房しゃおしゃん」のお知らせや出来事など。今日のつぶやき:冬来たりなば春遠からじ。
by xiaoxiangtea
焙茶工房しゃおしゃん
Tel&Fax 019-693-1567
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2017年 09月 12日

「気仙のディナーとお茶をケラッセで」を開催しました!

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しゃおしゃんのお茶に合わせてお料理を作ってくださる、という素晴らしい機会をいただきました。
レポート、ご覧くださいませ。
(写真は二枚とも紀田さんからご提供いただきました)
https://www.facebook.com/xiaoxiangtea/posts/694820437382127

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# by xiaoxiangtea | 2017-09-12 10:50 | Comments(0)
2017年 08月 24日

遠野文化フォーラムー伊能嘉矩生誕150年ーに行ってきました。

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8月20日21日の二日間、遠野市立博物館で開催中の「伊能嘉矩(いのう・かのり)展」と、関連イベントの「遠野文化フォーラム」を見てきました。大変興味深く、また、刺激に満ちた会でした。
ものすごく長文になりました。自分のためのまとめ、ですが、よかったらお読みください。
伊能嘉矩は、遠野の出身の人類学者です。日本統治が始まった台湾で、それまでにほとんど詳しく調査研究されていなかった原住民族の調査を手がけ、また、遠野に戻ってから、郷土の歴史と民俗を一体的に研究しました。「遠野物語」を出版する前年に柳田国男が遠野を訪れた際に嘉矩と会い、語り合ったそうです。没後、柳田国男が顧問となり「伊能先生記念郷土学会」が設立され、遺稿である「遠野方言誌」「台湾文化誌」が出版されています。
嘉矩は、人類学を、大学ではなく、書物から、また、人類学者に直接師事して学んだという独特の経歴を持っています。そして、人類学の実践のため、台湾に渡り、それまでにほとんど詳しく研究調査されていなかった原住民族の調査を手がけました。嘉矩の仕事は、言語や習俗など、人類学に収まりきらない幅広い調査であり、現在の原住民族分類・研究の基礎となっているそうです。
まだ日本の統治が行きわたっておらず、言葉も通じず、首狩りの習俗もあるという原住民族の村での調査でも、嘉矩はなぜか歓待されたのだそうだ・・・と、その村の人がビデオの中で不思議そうに語っていました。
遠野文化フォーラムは、両日とも、遠野文化センターの赤坂憲雄所長が進行する対談がありました。赤坂所長のお話の中で印象に残っているのは、戊辰戦争で負け組となった東北・・奥羽越列藩同盟の士族の中から、遠い南の島である、台湾、奄美、石垣等に渡り、現地の人々の思いを汲み、歴史に残る活躍をした人物が出ている、という指摘でした。「負け組としての痛みを持つ者だったことが無関係ではないのではないか。支配を受けている土地の人々の痛みを理解することができたからではないか」というようなことをおっしゃっていました。(私の聞き取ったこと、なので、言葉やニュアンスが正しくないかもしれませんが)
水沢出身の後藤新平が台湾総督府民政長官だった頃、その下にたくさん東北の若い士族が集まった、という話もあり、興味深かったです。
二日目の対談は、台湾出身の伊能嘉矩研究者で翻訳家の女性、邱淑珍さんと赤坂所長とで行われました。とても物腰柔らかな邱さんは、確かな日本語で、嘉矩の人となり、など、お話ししてくれました。
会場では、台湾の観光パンフレットも配られ、対談の最後には、台湾の温泉のことや、邱さんのお勧めの台湾観光スポットの話になりました。
最後の最後に、邱さんの言葉に衝撃を受けることになるとは、思いもよりませんでした。
邱さんは、お勧め台湾観光スポットの最後に、台湾中部、そして「霧社」を挙げたのです。台湾で最大の抗日事件として知られる「霧社事件」の場所をお勧めに挙げるとは・・・珍しいことだな、と思いました。
続いて邱さんは「遠野物語の序文の『願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ。』と言う言葉は、これは霧社事件のことを言ってますね」と、さらりとおっしゃったのです。気をつけていないと聞き逃すほどさらりと。
しかし、会場からの質問で、そこをちゃんと聞いていた人が、その意味を質問してくれました。そこで初めて、邱さんは、霧社事件について、詳しく説明してくれました。日本統治下の「模範村」とされた霧社で、日本の警察とタイヤル族の若者との諍いから端を発して、日本人がタイヤル族に襲われ143人が亡くなり、それを機に日本軍が大規模に鎮圧した、ということ。そしてこの霧社事件を題材とした台湾の映画「セデック・バレ」を紹介してくれました。
この対談の中でも話題になっていましたが、柳田国男は、日本統治初期の台湾を訪問しています。また、台湾統治について様々な文献や、新渡戸稲造はじめ関係者との交流で認識を深めていました。台湾の山地に住む原住民族が日本に抵抗しながら支配されていく様子もよく理解していたと思われます。
実際は、遠野物語が発行されたのは、霧社事件よりも前だったはずですが、平地人と対立する概念「山人」は、遠野郷の山人であると同時に、台湾の高地に住む原住民族のことでもあった。平地人、とは、蝦夷を支配して山に追いやった人々、あるいは、明治以降の近代化した人々、であると同時に、台湾を支配する日本人のことでもあった・・・。
「山人」と「平地人」は、幾重にも意味を持ち、自分に向けられた言葉となりました。
「台湾は親日」として、気軽に「癒されるために」台湾を訪れる日本の観光客が増えています。私にもそんな気分があります。でも、もっともっと、訪れる側の日本の人々は(もちろん私自身も)、台湾の歴史、台湾との歴史を知らなければならない。気軽な台湾旅行のブームに一石を投じる言葉をいただいたと思います。
邱さんのもう一つの言葉も、深い意味を持って思い出されます。「私たちは、中国の歴史を押し付けられてきましたが、台湾の歴史として、原住民の歴史を学ぶ必要があることに、ようやく気が付いた。その時に拠り所となったのが、伊能嘉矩の研究だった」日本統治、国民党支配、中国との関係の中で、自分たちは何者か、を、問わざるを得ない状況に置かれ続けてきた台湾の人々の、もがき、から、自分も学ばなければならないのではないか、という気持ちがします。
さて、岩手に住む私達が学んできた歴史とはなんでしょうか。一つの日本、の歴史を押し付けられてはいないでしょうか。この地には、抵抗の末に支配された人々がいました。岩手の歴史、私達の歴史、とは何か、私は何者か、を、問い直すきっかけになりそうな会でした。
# by xiaoxiangtea | 2017-08-24 23:51 | Comments(0)
2017年 07月 17日

今年も家庭教育学級が始まりました!

先日は、盛岡市立上田中学校で、家庭教育学級でお茶の講座のご依頼をいただき行ってきました。いやあ~ステキな学校でした、うえちゅー。校舎の作り上、中庭があるのですが、今日は昼休みに、この中庭をステージにして、1年生の合唱のミニコンサートがあったのです。2階3階のバルコニーから見守る上級生たち。歌声、見事でした。ホロッとしそうなほど。
お茶講座、というか、お茶を淹れながらのフリー漫談のような1時間半。おかげさまで、人気があるそうで、講座のとりまとめをする盛岡市中央公民館に申込みをしてから、抽選で講座の可否が決まるのだそうです。(私は何カ所でも伺えるのですが、事業の御都合があるようです)
今日は、担当の先生がなんと陸前高田の出身とのこと。おばあさんに育てられたのだそうで、「朝五時頃に起きると、まず二人でお茶を飲む。おごご(お新香)なんかを食べ、山を見ながらお茶を飲むのが日課。必ず二杯以上飲む。二煎三煎と煎を重ねるほどに、まろやかな味になるから、後の方が好きだった。」など、思い出して話してくれました。私よりだいぶお若い先生ですが、こんなにお茶の思い出をお持ちとは!ここでもまた、気仙のお茶文化の厚い地層を見た思いでした。思わず、「こころのたからもの」をプレゼントしてしまいました。
また、参加者の中に上海出身の方がいらしたので、上海でのお茶の楽しみ方のお話など教えていただきました。帰りには「お茶が好きなので楽しみにしてきました。とてもおいしかったです!」と笑顔で声をかけていただきました。
今日の茶譜は、しゃおしゃんの気仙茶2017、健一自然農園の紅茶しゃおしゃん火入れ、雲南黒プーアールの3種。お菓子は岩泉・中松屋さんの水まんじゅうに龍泉洞の水を添えて。
中学の先輩、高校の卓球部つながりの方、高校同級生の奥様など、久々の再会の方もいらっしゃり、助けられました。係の皆様に大変お世話になりました。楽しいひととき、ありがとうございました!
# by xiaoxiangtea | 2017-07-17 10:34 | Comments(0)
2017年 06月 20日

住田のお茶!

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すごく嬉しいお茶が届きました。住田のMさんから。「人生初のお茶です!!」
住田の蔵で開いていただいた気仙茶のお茶会以来、大船渡のお茶摘みや、りくカフェでの気仙茶館に参加くださっていたMさんが、なんと今年、住田町内に残るお茶の木を訪ね、探し出して、新芽を摘ませてもらって手づくりでお茶を作った、というのです。
早速淹れてみることに。
淹れる前から茶葉の香ばしく甘い香りがします。飲むと・・・甘みがぶわーっと広がる、力強いお茶です!!
気仙地域で手もみ茶づくりが盛んに行われていた昭和30年頃までの時代、住田でもあちこちでお茶を手づくりしていたようです。その後、陸前高田と大船渡ではお茶づくりが製茶工場に移行する中、住田のお茶は作られなくなり、Mさんも住田にお茶の木があることさえ、ついこの間まで知らなかったのでした。
何十年かぶりに摘まれて作られたお茶の美味しさは、かつてこの木の周りでお茶を摘んで作った人々のことを想像させます。また、お茶の木に心があるなら、久しぶりに摘みに来たMさんを、きっと歓迎していたのでは、と(勝手に)思うような味わいです。
ああ、気仙のお茶のこと、お話ししてきてよかったなあ、と思いました。
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りくカフェでも、地元のスタッフの方に「気仙茶、って、名前は聞いてるし、飲んだこともあっても、あんまり関心なかったんですけど、お話を聞いて、初めてよくわかって、興味が出てきました!」っておっしゃっていただき、ものすごく嬉しかったです。そして、そのスタッフさんたちが、健康講座の参加者の皆さんなど周りの方々に声掛けして、今度はその方々が、「家のお茶、長年摘んでなかったけど、今度摘むために草刈りして手入れを始めたの」とおっしゃったり、「実はうちにもお茶の木あるんですよ~。今は藪になってるけど」「じゃあ、藪払いからみんなでやろうか!」なんて話が出たりしています。
他にも、数年前に伺った紅茶づくり会をきっかけに、手づくり茶にはまっている方もいます。震災前から、荒れたお茶の木に心を傷め、手づくり紅茶が人々の関心をお茶の木に向ける方法だと考えた高田のOさんのお考えの先見性に、改めて敬服するところです。
震災後、気仙茶とは何か、それを知り、地域で理解する、という課題をいただき、取り組んできました。その中で、本当にたくさんの方から、昔の、家での自家用茶づくりのお話をお聞きしました。
そこに共通していたのは、
「ご先祖様が植えたお茶の木を大切にすること」
「お茶が好きで一生懸命作っていた家族(親御さんやおじいさんおばあさんなど)あるいは近所の人々の思いに打たれ、それを引き継いでいること(お茶を作ることは、今はもういない人々を思うことでもある)」
「自分が作っているお茶を美味しいと思うこと」
「お茶を作る事や、淹れて飲む事は、人を思う気持ちをそこに託すものであること」
「お茶の木があるのだから、『買って飲むもんでにゃあ、作るもんだ』、自分で作れるものは、あるものを無駄にせずに作るのだ、という気持ち」・・・。
気仙茶とは何か、を知ろうとした試みは、結局、気仙人とは何か、その一つの側面を表すことになったのではないのか、と感じています。これは、高田の気位、と言うか、気仙の矜持、と言うか、魂のようなもの。Kesen damashii・・・
聞き取った、家のお茶のまつわるお話を、ただただ受け売りで、お話ししてきました。雫石から通ってくる者が、気仙茶の話や魂の話を気仙の方々に向かってするのは、本当に僭越なことだと思うのですが、何かとても大事なことをお聞きしてしまった気がして、お伝えしないではいられませんでした。私の話を、受け止めてくださる気仙の方々の存在に、心から感謝したいです。この後も、気仙のお茶文化を気仙で育て続けてくださることを、心から願います。私もまた、気仙で学んだお茶のことを、育て続けていきたいと思います。
# by xiaoxiangtea | 2017-06-20 12:06 | Comments(0)
2017年 06月 17日

りくカフェで2週連続の気仙茶講座をしました!

6月は二週続けて、陸前高田のりくカフェ主催の健康講座「スマートクラブ」にて、気仙茶の講座を開催しました。
1週目は、スタッフから熱望?されていた「紅茶づくり」。1時間の講座の中で、紅茶づくり、の、せめて片鱗でも楽しんでいただくには・・・と考えた結果、前日に有志の皆さんと茶摘みをして、一晩置いて、翌日11時からの講座で参加者の皆さんに揉み揉みしてもらい、後は私が持ち帰って仕上げてくる、という段取りで実現しました。
終わってみると、いや~本当にやってよかった!声掛けしてくださったりくカフェさんに感謝感謝です。
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まずは前日の茶摘み。皆さん陸前高田にお住まいですが「初めて!」という方々ばかり。お天気のよい夕方に、茶の木の周りで「お茶の歌を歌おう!」と、八十八夜、それから、チャが付けばなんでもいいんだ~、と、おもちゃのチャチャチャ、をうたったりしながら、ワハハ、アハハ、と、楽しいお茶摘みとなりました。
そして当日。皆さん心なしか集合が早い!お話もそこそこに、広げた茶葉を集めて、3グループぐらいにわけて、みんなで揉むことにしました。
すると、グループごとに揉み具合が違ってきて、茶葉の香りも違いが出てきました。「お、こっちの方が甘い!」「こっちはまだ青っぽいね」「こっちのグループはさすが力がありますね~」ワイワイガヤガヤ、笑い声が絶えません。
テーブルの上の茶葉に群がる!?女性陣の姿は、もはや、バーゲンのワゴンセールの様相・・・(笑)
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「手がすべすべ~」「いい香りになってる~」と、どの方のお顔もはち切れるような笑顔です。
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「皆さん、大丈夫ですか?力入り過ぎて、疲れて倒れないでくださいよ!」と私が言えば、りくカフェスタッフは「大丈夫。隣は病院(りくカフェの運営スタッフでもある、鵜浦医院さん♪)だから、倒れてもおぶっていくからね~」またみんなで爆笑。
進みの遅めのグループを集中的に揉んでから、全て合わせて仕上げの揉み揉み。
そんな風に楽しく、45分くらい揉んでもらい、終了。
その後、りくカフェのおいしいランチをいただき、ゆっくりと車で雫石まで戻り、夜に焙煎機を活用して乾燥させました。
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2週目の講座は、出来上がった紅茶を飲みながら、気仙茶のお話をする、という内容です。今回も、皆さん、集合前に続々といらっしゃいました。「どんな味になったか、楽しみにしてきました!!」と口ぐちにおっしゃっています。
講座が始まり、すぐに、出来上がった紅茶を淹れて飲んでもらいました。
「ホントに紅茶ですね~」「甘みがあって、売ってるのより、美味しい!!」「紅茶が苦手だけど、このお茶は好き!!」と、皆さん、満面の笑みです。
じゃあ、作り方を、前回お休みの方に教えてあげてください、と言うと、
「こうやって揉んでね・・・」
「摘むときはこうやってね・・・」
と口々に教えてくださいました。
「揉んだ後はどうなったんですか?」とご質問を受けて、私から、その後の工程のお話を。今回は、八戸のてぃーらんぷさんから教えていただいた、発酵に洗いカゴを使うやり方を応用しました。乾燥は、フライパンで弱火、とか、フライパン+自然乾燥、とか、いろいろな方法を提案しました。
発酵、を、高田から雫石までの帰路を利用したので、結局7時間も発酵時間をとってしまい、渋みのない、ぺったりした甘みの紅茶になっちゃいましたが、それでも、身近なお茶の木から、こんな「紅茶」ができるんだ!それもとってもおいしいんだ!ということが、皆さんの嬉しい驚きになってくれて、とてもやってよかったなあと思いました。
お茶を飲みながら、「家でも昔、『ばばちゃん』がお茶を炉で揉んで作ってたっけなあ。私の小さい頃」「家でもやってたよ」というお話が次々出るのも、陸前高田のお茶っこ飲みならでは。
実は、今回摘んで作ったお茶の葉は、長い歴史があるお茶の木のものでした。震災後、北限の茶を守る気仙茶の会で再生を手がけている、津波を受けて一度枯れたお茶の木から摘んだのでした。今年の気仙茶の会の茶摘みでは摘まないことになったので、こちらの講座で活用させてもらうことになりました。

津波を受けて枝がすっかり枯れたけれど、下の方から新芽が少し見えて、根が死んでいないとわかったこと。それを毎年、気仙茶の会と京都から来てくださる龍谷大学伊達ゼミの皆さんやボランティアの方々が代々手入れをして、茶摘みができるまで再生してきたこと、など、写真をお見せしてご紹介しました。ご紹介が終わると、誰からともなく、拍手が起こりました。
講座を通して、「家にずっと摘んでいないお茶が数本あるけど、これから手入れして、来年は摘もう!」とか、「藪になったお茶の木があるけど、りくカフェのみんなで来年摘んでいいよ!」という方が現れたりしています。地域のお茶の木は、どれも、先人の皆さんが、大切に作ってきたものなんだなと、改めて思いましたし、それを再び摘んでみようか、と思ってくださることに、とてもとても励まされる気持ちでした。
復活したお茶の木と、その木を大事にしていらした方々、更には復活に力を注いできたたくさんの方々の思いが、「また摘もう!」を後押ししてくださっているように思います。
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(2012年秋、龍谷大学伊達ゼミの皆さん)
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(2013年秋、龍谷大学伊達ゼミの皆さん)
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(2014年秋、龍谷大学伊達ゼミの皆さん)
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(2015年秋、龍谷大学伊達ゼミの皆さん)
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(2016年秋、龍谷大学伊達ゼミの皆さん)
(茶摘みやスマートクラブの写真は、りくカフェさんから提供していただきました。ありがとうございました!)
# by xiaoxiangtea | 2017-06-17 19:22 | Comments(0)
2017年 06月 17日

2017年のしゃおしゃんの気仙のお茶摘み

目まぐるしく過ごした一ヶ月がやっと一段落しました。さあて、何からご報告したらよいか・・。まずは、毎年恒例のしゃおしゃんの、気仙のお茶摘みから。
5月下旬、13年目となった、陸前高田と大船渡でのお茶摘みは、初めて雨で中止を考えなければならない状況でした。今まで、前日まで、あるいは当日朝まで雨、ということはありましたが、集合時間になってもまだ雨、ということがありませんでした。手摘みで、参加くださる仲間の皆さんと日程を合わせるために、週末中心に数日前から日どりを決めるという、いわばお茶やお空の都合よりも人間の都合を優先しているので、やむを得ないこと。むしろ今まで10回以上、雨に当たらなかったことの方が稀有なことだったんだ、と今さらながら痛感しました。
一日目の午前中は、それでも、明るい曇り空の、摘みやすい天候で、野点も楽しみました。
お昼を食べている頃に、雨が降り始め、強まっていきました。雨が止むかどうか、2時まで待ってみましょう、と待機。
茶摘み参加者の皆さんが、合羽を着てお茶の木を見に来てくれました。「せっかく来たし、こんなにいい芽が出ているのだから、是非摘みたい」と言ってくれる人もいました。もう何度もこのお茶の木を摘んでくれている人です。除染のための剪定にも参加してくれて、ずっとこのお茶の木を見てきた人の気持ちが、私の心にしみました。
私は空に向かって「今年1回だけのお茶摘みです、なんとか摘ませてくれませんか。美味しいお茶にして、たくさんの人に飲んでいただきたいのです」とお願いしました。
するとどうでしょう。この時間まで待とう、といった時間になる頃には、小雨になり、そして止んだのです。
なんというか、本当は降りたいけど、ぐっと抑えて我慢してくれている、という感じ。
みんなで、それっ!と茶の木を囲んで摘みました。
二日目も朝から雨。皆さん合羽や雨具持参で集合してくれました。それでも、開始時間の9時を過ぎると小雨、そして上がってくれました。快調に摘んで少し休もうと集まった10時過ぎ、お茶を飲もうとすると、また大粒の雨。まるで私達を見ているかのようです。「休むなーって言ってるのかな」と思うほど。
「10時半まで待ちましょう。それで上がらなければ今日は止めましょう」それまでは各自車で待機してもらうほどの雨でした。
でも、きっと今日も摘ませてくれる、お天道様は・・・。なんの根拠もありませんが、私は落ち着いていました。
するとやはり、しっかり降っていた雨が、10時半になる頃には止み始めたのです。空も少し明るくなってきました。車から出て集まってくださる参加者の皆さん。それからお昼まで、無事に摘むことができました。
結果として、二日間で1釜分、しゃおしゃんの茶摘み分だけの茶葉を、製茶工場で製茶してもらうことができました。
雨に濡れた茶葉は、製茶の条件としてはよくないし、今年は雨が多く、前日も雨でしたので、茶葉の内質も決して理想的ではないと思います。晴れが続いた3日目に摘むのが一番だ、と、台湾で教わったこともありました。
それでも、出来上がったお茶は、やっぱり、しゃおしゃんのお茶が求めている清らかな味わいと力強さを持っています。茶湯を口に含むと渋味の後に甘みが広がり、舌や口腔全体が波打つように唾液で潤います。お腹から身体全体が温まってくる気がします。飲み終えて、頭の後ろがスーっと爽やかで、首や肩を優しく伸ばしたり、姿勢を内側から正したり、通りの悪い鼻やこめかみを通すような感じを私は持ちます。それから、なにか、お茶が私を丸ごとフワッと抱き上げてくれるようなやさしさも感じます。
味も、例年暑い中摘んで、萎凋が自然に進んでいるものに比べて、萎凋が少ない分、フレッシュな緑茶の風味が強いと言えなくもないです。
初めてこのお茶を試飲した時、たまたま手に取った茶碗に文字が書いてありました。
「知足」
足りないことや至らないことを数え上げればたくさんありますが、今年、参加くださる皆さんが雨の中も駆けつけてくださり、これらの茶葉を摘めたこと、製茶工場で製茶していただいたこと、お天道様の情けで、茶摘みを許されたこと、何より、摘ませてくださるお茶の木の持ち主がいらっしゃり、更にはその方々のご先祖様がこの木を植えて育ててきたこと・・・。その結果として、たった少しですが、しゃおしゃんのお茶が今年もできたことは、やっぱり一つの、精一杯の奇蹟なのだな、と思います。
今年は、少しずつですけれど、飲みたいとおっしゃってくださる方に有料でお分けしたいと思っています。今しばらくお待ちくださいませ。
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# by xiaoxiangtea | 2017-06-17 19:12 | Comments(0)
2017年 04月 27日

土澤アートクラフトフェアに出店します!

大変ご無沙汰しております。皆様お元気でいらっしゃいますか?
新年度、しゃおしゃんは、休眠から目覚めて、がんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今年度の岩手のイベントの始まりは、土澤アートクラフトフェアです。
5月3日(水祝)4日(木祝)、花巻市東和町土澤商店街と萬鉄五郎記念美術館前で行われるこのイベントに出店します!
しゃおしゃんの出店場所は、例年と同じ、土澤商店街です。詳しくは地図をご覧ください。
たくさんのお店が、県内外から集まる、本当に楽しいイベントです。
どうぞよろしくお願いします!

土澤アートクラフトフェア
5月3日(水祝)4日(木祝)
10時~16時(雨天決行)
花巻市東和町土澤商店街
萬鉄五郎記念美術館前
# by xiaoxiangtea | 2017-04-27 09:28 | Comments(0)
2017年 01月 05日

2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016年中も、様々なお茶会、イベント、また、通信販売、お取扱い店での販売などで、お客様にご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
2017年も、楽しいお茶時間をご一緒できるよう、よいお茶をご紹介して参りたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
# by xiaoxiangtea | 2017-01-05 11:00 | Comments(0)
2017年 01月 01日

プロフィール

雫石町在住。「からだにやさしくおいしい」お茶をモットーに、中国、台湾、日本各地のお茶を原材料にして、自家焙煎したお茶などを、出張販売や、岩手県内外の取扱い店等でご紹介しています。

2000年~2003年、お茶を深く知るため、台湾、中国、香港に滞在し、最後の1年は台湾の焙煎師の下で焙煎を学びました。

2003年、盛岡市材木町に中国茶の焙煎工房として開業。その後、陸前高田と大船渡のお茶「気仙茶」に出会い、自然で豊かな味わいに魅了され、休眠茶園で茶摘みを始めました。

2009年に、雫石町に移転後は、通信販売・卸売販売の他、手仕事の作品展やまちづくりイベント、他店とのコラボレーションなど屋内外で出店営業中です。また、公民館、町内会、学校PTA、小学生の教室等への出張お茶会で、お茶の楽しみをご紹介しています。

2012年からは、気仙茶の再生や気仙茶文化の継承を目的とした「北限の茶を守る気仙茶の会」に参加しています。また、「気仙コミュニ・ティー運動応援隊」としても活動しています。

2016年からは、気仙茶文化の聞き書きをきっかけに、「陸前高田昔がたりの会」に参加し、総務や文字おこしなどを担当しています。

2017年3月には、通訳案内士(中国語)に登録。中国語通訳・翻訳も始めました。

ある時は、お茶屋、として。またある時は、お茶を通じて広がった活動を行う人として。一つ一つ大事に行なっていきたいと思います。

焙茶工房しゃおしゃん 店主 前田千香子
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# by xiaoxiangtea | 2017-01-01 10:40 | 店主のことなど | Comments(0)